FRANCE /Alsace
Hausherr オシェール
BIBBIBULBOBO 2022
PinotGris,Gewurtztraminer,Riesling
Alc.13 %
微発泡(オレンジワイン)
(テイスティングコメント)
ワイルドな泡立ち、 濁りを帯びた桃色の外観。
熟した甘酸っぱい果実の香り、桃やアプリコット、シトラス系のフルーツに、わずかなスパイス感。
活き活きとした酸と果実の甘みがバランスよく、ほろ苦味がアクセントとなって、ワイルドでユニークな飲み心地。
抜栓時にはしっかり冷やし、ゆっくりとガスを抜きながら抜栓ください。
【Hausherr オシェール】
(リューディ(区画)ごとのワイン造り)
アルザス南部コルマールの近くの村エギスハイムで何代にも渡り家族経営されたドメーヌでしたが、方向性の違いからワイナリーを弟に譲り、4haの畑だけを引き継ぎ、自らの信念に基づいた葡萄栽培とワイン造りをスタート。
一切の農耕機具や設備を残してきたため、これを契機に自然を尊重する化学物質を一切使わない農業を選択、手作業による葡萄栽培を始めました。
生きた土作りのために愛馬スキッピーと一緒に畑を耕し、昔ながらの手造りのワイン醸造を丁寧に行います。
子供たちに自由に描かせた個性的なラベルとミネラル感、エキス溢れるワイン!(現在 ラベルの絵は長女 Tina の作品の中からセレクトされている。)
アルザス地方では1ha当たり80hlの収量まで認められていますが、収量が多いと残念ながら品質は落ちてしまいます。オシェールでは単位面積の収量を30~50hlまで抑えることによって、香味が豊かでエキス分がしっかりとしたブドウが育ちます。
醸造は少量のSO2を使う以外は、醸造テクニックを使わない。19世紀に使われていた手動の垂直型木製圧搾機を使いゆっくりと丁寧な圧搾をして、コロイド状の物質が混ざらない澄んだ果汁を得るようにしています。