Austria/Niederösterreich
Schödl
Grüner Veltliner,Scheurebe,Muskateller
白(オレンジワイン)
(テイスティングコメント)
ハーバルでねっとりとした果実や酵母感の香り。
口に含むと樽やバニラの香りも。
ほんのりガス感と乳酸のまろやかなニュアンス。
スッキリとした後味。
(商品について)
グリュナーフェルトリナー 70%(樹齢 22 年)ショイレーベ 20% (樹齢 18 年)ムスカテラー 10%、一緒に 10 日マセして発酵、 500L のアカシアやオークの樽で熟成 7 ヶ月 ノンフィルター SO2 無添加
(造り手について)
オーストリア東部、ニーダエスタライヒ州、ヴァインフィアテルにて若き3兄弟マティアス、ビクトリア、レオンハルトが 営むワイナリー。代々ワイン造りをしていたわけではないが、祖父母が保有していた畑ではブドウを栽培しており、 それを彼らの両親が受け継ぎ、趣味の一環として管理していた。また、父親は元々オーストリア最古のワイン醸 造学校の教師をしていたため、近所のワイナリーからの相談を受ける機会も多かった。このような環境下で育った 彼らはいつしかワインの道へ進む決断をし、醸造学校を卒業後、南アフリカ、カリフォルニア、ニューヨーク、ニュー ジーランドでの研修を経て帰国。2019年にオーガニック認証取得、現在はビオディナミ農法も取り入れ、環境に 配慮したワイン造りを日々模索中。ぶどう畑は草生栽培。羊を放牧させ、ハーブや草、カモミールなども一緒に 生えており、蝶やてんとう虫、ミミズが暮らしやすい環境を整えている。 “In Natura”シリーズはノンフィルター、亜硫酸は無添加、もしくは瓶詰時のみ少量添加で、オーガニック認 証取得と同じく2019年より開始。 醸造は除梗破砕して数時間マセしたのちプレス、ステンレスやフードルにて発酵・熟成。クリーンで生き生きした果実味を残すため、移し替えず、最後 にラッキングして、必要に応じて亜硫酸を添加する。 畑はロイデスタール、ブルーメンタール、シュタインベルクに位置し、20ha 保有のうち、ワイン用畑は 15ha。年間生産量 50,000-60,000 本。レス Loess(黄土)、ローム Loam 土壌の肥沃な大地から、生命力のあるぶどうを造り出し始めている。