兵庫県
Botanical Life【 醸造所 】
vin-shu plus rouge 2 terra 2023
Alc.12%
Cabernet Sauvignon、Merlot
赤
(商品について)
「terra」は、毎年のヴィンテージの中で厳選のぶどうのみで、伝統的なアンフォラで発酵・熟成を行うことで、より深い味わいを目指した特別な シリーズ。
使用するぶどうは、山形県上山産のカベルネ・ソーヴィニヨンとメルロー、いずれも高品質なヴィニフェラ品種を使用。 丁寧に手作業で梗を取り込んだ後、果粒のみをアンフォラにて発酵。約10ヶ月間、再びアンフォラ内でゆっくりと熟成を重ねました。
瓶詰め後もさらに1年2ヶ月の瓶内熟成、より良い状態を待ってのリリースです。
香りはタバコの葉や深い森の 腐葉土などの香りに加え、 昆布だしや磯の微妙が複雑に絡み合い、口に含むと クロスグリやマルベリーの 豊かな赤い果実の旨味が広がります。 柔らかく軽やかなタンニンと穏やかな酸が調和し、とても機能的で味わい深い雰囲気になりました。
熟成を待ってのリリースですので味わいも落ち着いており、すぐにでもでもお楽しみいただけますが、可能であればあと1年以上熟成させていただくとより良い状態で美味しくいただけるかと思います。
(Botanical Life【醸造所】について)
Botanical Lifeは福永 淳平さん、枝美さんが兵庫県加西市の自然豊かな播磨中央公園近くの町、宇仁地区に立ち上げたワイナリーです。
自然に敬意を払い、農薬や除草剤、肥料に極力頼らず畑に住んでいる動物や虫、植物、微生物たちの生命に寄り添うという形で日々農園のを世話されています。
栽培品種は赤品種マスカット・ベリーAをはじめムールヴェードル、シラー、など、白品種は甲州、プティマンサン、アルバリーニョ、などと豊富です。
醸造では基本的には野生酵母での発酵、補糖補酸無し、フィルターもかけず瓶詰めまで亜硫酸(酸化防止剤)は使用せず、ぶどうだけでワイン造りをします。(ブドウや発酵の状態次第では亜硫酸は必要)一房ずつを全て丁寧に手で選果し、除梗する場合も、機械で荒々しく除梗するのではなく、自作の網でなるべく優しく手徐梗します。液体への負担を極力なくすため、プレス果汁含めてポンプは一切使用せず、全ての工程で重力で移動させています。
発酵醸造ではグラスファイバータンクやアンフォラを用い、樽やステンレスは積極的には使用しません。全てはその土地の情報、ぶどう達が過ごした1年、果実と微生物達の要素を化粧する事なくピュアに表現するためのありません。
ワイナリー資料より抜粋