Alessandra Divella Blanc de Blancs Dosaggio Zero (1,500ml)

¥17,600

在庫あり

Italy/Lombardia

Blanc de Blancs Dosaggio Zero

Alessandra Divella

Chardonnay 

(テイスティングコメント)

クリスピーでクリーミーな香り。

豊かな酸をしっかりと感じられ、柑橘の爽やかさに蜂蜜を混ぜたような果実味と熟成感。

きめ細やか泡が溶け込んだ、素晴らしい味わい。

抜栓直後は溌溂とした味わい、3日目でも豊かな泡はなくなる事なく、味わいもほぐれてきます。

(商品について)

シャルドネ100%、樹齢30年。収穫後、除梗せず低圧力でプレス、セメントタンクにて醗酵。古バリックにて約9か月の熟成。全体の10%にあたるリザーヴワイン(3年以上バリックで熟成した、複数ヴィンテージをブレンド)、微量の糖分、酵母を加えて瓶内2次醗酵。そのまま30か月オリと共に熟成。オリ抜き(デゴルジュマン)は24年1月。ドサージュ(糖分、リキュール添加)を行わずSO2も添加しないスプマンテ。 今回より単一のヴィンテージ表現をしつつも、熟成による複雑さや奥行きを与えようと試みて、少しリザーヴワインを加えたロット。これまでのブランドブランの良さ、特徴はそのままに、奥行きや丸み、味わいの幅を感じます。 

シャルドネ100%で造られる、ディヴェッラのベースとなるスプマンテ。収穫より3年以上を費やし、ドサージュに頼らずに表現する原酒のクオリティ。これまでは単一のヴィンテージだけで表現する、いわばミレジムとしての立ち位置だったブランドブラン。しかしアレッサンドラ、「以前からずっと感じていたのだけれど、シャルドネはピノに比べて繊細だし、骨組みが決して強いわけではない。今のサイクル30カ月間のビン内熟成では、他のキュヴェに比べて表現できる要素が少ないと感じていたの」、そこで今回の2020より、約10%の「4年以上前のヴィンテージをアッサンブラージュした」リザーヴワインを加えてティラージュ。彼女のファーストヴィンテージである2012より、ヴィンテージごとに別々に保管されているリザーヴワイン。一般的なシャンパーニュなどで使用される「ヴァンドレゼルヴ」とは、名前こそ同じですが中身は全く異なります。熟成によって生まれるニュアンスや味わい、これまでのブランドブランに感じえなかった「複雑さ」を持った素晴らしいスプマンテとなりました!ただ、あくまでもヴィンテージの個性を無視したいわけではなく、年の特徴を感じさせつつもヴィンテージ以上の特徴、、ブドウ品種、そしてグッサーゴのテロワールをも感じてほしいと話すアレッサンドラ。2020年は天候的なバランスも良く酸と果実のバランスの取れたヴィンテージ。 到着してまだ日は浅いですが、昨年までのストレートな印象にさらに深みや幅を感じるブランドブラン。畑のポジション、時期、樽ごとの醗酵・熟成の違いや特徴を、まるで絵の具のように捉え、自身の感性でブレンドする。アレッサンドラのイメージが具現化されたかのような、素晴らしい味わいを感じます。 

造り手について

イタリアが誇る瓶内2次醗酵、シャンパーニュ方式で造られるスプマンテを生む「フランチャコルタ」の土地。

敢えてその名を名乗らず、さらには地元の慣習や醸造学的見解さえも全く無視し、独学をベースに自身の感性と感覚を信じ、驚異的な品質のスプマンテを造る女性アレッサンドラ ディヴェッラ。

「ブドウの質、原酒の力」のみを信じる彼女、自身で磨き上げた感性、そして周りを気にせず邁進する探求心の強さをもった、魅力あふれるアレッサンドラ。