ZAHEL Demeter Orange T NV

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Austria

Zahel

Demeter Orange T NV

Alc.  12.7%

(テイスティングコメント)

ブーケなどの繊細な花々のアロマ。ミルキー感と柑橘の香り。

ジューシーな果実味に、キレイな酸とミルキーな旨味がバランス良く溶け込んだ味わい。

(商品について)

オレンジトラウベは白ブドウ品種です。もともとは野生種だったものを、1840年に著名なドイツのブドウ栽培家である ヨハン・フィリップ・ブロンナーが発見しました。

その後、アウグスト・ウィルヘム・フォン・バボが1954年にLexicon der Rebsorten(ブドウ品種の辞書)に掲載して以来、ドイツおよびオーストリアで栽培されるようになりました。とはいえ、基本的には混植のフィールドブレンド(オーストリアではゲミシュターサッツとして知られています)として複数品種の中の一つであり、単独でワインに使われることはめったにありませんでした。オレンジトラウベは、成熟すると皮がほんのりオレンジ色になります。その性質から、“オレンジトラウベ”という名前が付きました。トラウベとはブドウの意味ですから、文字通り“オレンジ色のブドウ”という意味になります。

オレンジトラウベは1930年のワイナリー創業以来、ツァーヘルのゲミシュターサッツの中の1品種にすぎませんでした。ところが、1966年にカール・ゲオルグ・ツァーヘルがこの品種をほかのものとは分けて、単独の区画に植えたのです。カールはゲミシュターサッツの中で、オレンジトラウベが独特の素晴らしさを持っていることに気付き、この、あまり知られていないブドウ品種がその個性を表すことができるとの願いからでした。 2世代が過ぎ、現在オーストリアで100%オレンジトラウベのワインを作っているのはツアーヘルだけです。

ワインは桃やアプリコットなどのアロマティックな香りに濃厚な果実味。スパイシーなトーンに、上品で硬質、ミネラリックな味わい。ほのかな甘みと、程よい酸味のバランスが良くとれた辛口白ワインです。繊細な和食とよく合う味わいです。