Italy/Emilia Romagna
Bartimeo
Stefano Berti
Sangiovese Alc.13.5%
穏やかな香りでスパイスや木苺、ベリーのニュアンス。上品な酸と程よいタンニンの優しく飲み続けられる味わいの赤。
造り手について
フォルリ郊外のラヴァルディーノ イン モンテにワイナリーはある。
1980年代初めにブドウを含む果樹栽培農家として活動を始め、多くのワイナリーを手掛けたエノーロゴ、ミケーレ サッタ、アッティリオ パーリとも親交があり、彼らにも背中を押される形で徐々にワイン生産も手掛けるようになり、2000年ヴィンテージより自らボトリングを始める。
「ロマーニャの醗酵」と呼ばれたこの時代は、それまで圧倒的な生産量を期待されていたこの地域にとっての、大きなターニングポイントとなりました。生産者の代替わりが進むと同時に新しい感覚を持った新たな生産者がボトリングを始め、ロマーニャのワインのイメージを大きく変えるものがいくつも生み出されていきます。
ステーファノはその中で高価格帯のワインを生産する方向に進まず、謙虚さ、透明性、正直さ、ワインというお酒の立ち位置についての自分の考えを大切にしながらワインを造り続けてきました。勤勉家であり、醸造に関して地元の生産者にアドバイスするほどの知識を持っているため、周囲からは親しみを込めて”マエストロ”と呼ばれています。現在は標高170m、6.5ヘクタールのブドウ畑にてサンジョヴェーゼを中心に、カベルネ ソーヴィニョンとメルローを栽培、1.5ヘクタールの畑でオリーブを栽培、年間約3万本のワインを生産。