ドイツ/ファルツ
ニーダーキエヒェン
国・地域:ドイツ、ファルツ
地区:ニーダーキエヒェン
代表者:ヨーナス・ゼッキンガー Jonas Seckinger
シュペートブルグンダー (平均樹齢35年)
Alc.10.5%
赤
(テイスティングコメント)
淡く透明感 のあるガーネット色。ベリー香、爽やかなハーブ、森を思わせる湿り気 のある腐葉土の香り。柔らかい旨味のある口当たりにエキス感が広が る、癖になる飲み心地
(商品について)
手摘みで収穫後、ブドウの半分を除伷せずに全房で密閉したステンレス タンクに入れ、カーボニックマセレーション(細胞内発酵)で発酵。そ の後、トノーで10ヶ月熟成。収穫したブドウの残り半分は全房プレス 後、ステンレスタンクで10ヶ月熟成。このように分けることで旨味とフ レッシュ感のバランスがとても良くなる。無清澄、無濾過で瓶詰め。 SO2
(ゼッキンガー Seckinger)
ゼッキンガーは2012年に設立されたファルツのニーダーキエヒェンで最も若いワイ ナリーだ。ゼッキンガー家は代々ブドウ農家だったため、今では新参者がなかなか 手に入れることができない畑を多く所有している。2012年に開始したビオディナミ への移行も2018年で終了し、今ではこの地域に存在するよりポテンシャルが大きい区画を買い足している。彼らの畑はハールト山地 の東端に接しており、多くが東~南東向きで冷涼なミクロクリマを持つ。また、この地域の土壌は主に粘土、雑色砂岩、レスから成り、 平野部においては農作物ならほとんどなんでも育つくらいほど肥沃である。ゼッキンガーの畑はこの平野部から西の森に向かって広が る丘の上にあり、さらに石灰岩の比率が多くなる山側にある。そのため、彼らのワインには全体的にミネラルのニュアンスがしっかり 感じられる硬質感があり、ピュアなワインに仕上がる。SO2使用量は5~20mg/lに抑えており、ワインは活き活きしながらも熟成が 楽しみになる堅強さも兼ね備えている。