Linea 501 2017
Alc.13.5%
白(オレンジワイン)
(テイスティングコメント)
エキゾチックなスパイスの香り、時間を置いてパッションフルーツやバニラなど複雑なアロマがどんどん開きます。
メロン様の淡い甘味にキリッと酸とした。心地よいタンニンと長めの余韻。
徐々にガス感も出てきます。
味わい深いエレガントなソーヴィニヨンブランです。
牛肉や牛脂の効いたお料理、牛のミルクの熟成したチーズなどと相性がよさそうです。
商品について
樹齢18年、ルッテンベルグ畑。ローム質シルトにわずかに 砂利。
風化した物質の堆積した土壌。葡萄は丁寧に選別。
トーストした600Lのオーク樽にて3日間のマセラシオン後 に20%をマッシュの上で1か月間静置、自然MLF。
600Lの オーク樽にて澱と共に12ヶ月間酸化熟成。
瓶詰め時に5mg/ lのSO2を添加。ノンフィルター。
Lineaのラインのワインは収穫2年後に最高品質のワインに適しているか決められます。
全て単一品種で醸造され600リットルのオーク樽にて熟成されます。
ゆっくり時間をかけて出来上がったワインですので、抜栓後も長くお楽しみ頂けます。
Lineaに選ばれたワインたちは複雑で熟成度が高く、良い年にしか造られません。
プローダー・ローゼンベルグ(Ploder-Rosenberg)|オーストリア・シュタイヤーマルク州 サンクト・ペーター・アム・オッタースバッハ
風光明媚な南東シュタイヤーマルクに位置するプローダー・ローゼンベルグは、オーストリアにおけるオレンジワインのパイオニア的存在として知られるワイナリーです。
2006年から9.5ヘクタールの畑をビオディナミ農法へと全面的に転換し、自然と調和したブドウ栽培を実践してきました。
オーナーのアルフレッド・プローダー氏は、畑での作業や人の思考がワインの味わいに大きく影響すると考え、畑での丁寧な手作業と、自ら生み出した独自の醸造方法を重視。生命力に満ちた、土地の個性を映し出すワインを造り続けています。
特に白ブドウを果皮とともに醸すスキンコンタクト(オレンジワイン)に早くから取り組み、「Archaic」シリーズなどではアンフォラを用いた長期醸しや自然酵母による発酵を実践。オーストリアのナチュラルワインシーンを牽引する存在です。
畑は火山性土壌が広がるシュタイヤーマルク州の中心部にあり、砂を含むローム層、砂利混じりの風化岩が堆積し、区画ごとに異なる火山の影響を受けています。地中海性気候とパノニア気候が交差するこの肥沃な土地は、スロベニア、クロアチア、ハンガリーと隣接し、多文化が共生する豊かな風土を背景に、唯一無二の風味を育んでいます。