Arto No.1 2020
Alc.11.5%
白
(テイスティングコメント)
青りんごの爽やかな香り。香ばしいトースト、まろやかな甘い香り。
微かに青唐辛子のスパイシーさ、ミネラリーな塩味、オイリーな口当たりとしっかりとしたリンゴの様な酸。
複雑な味わいと、軽やかな飲みごこちが次の一杯へとススムワインです。
商品について
葡萄品種:ブロンナー 100%
2020年収穫のブロンナーをスキンコンタクト30時間、発酵が止まらなかった為、2年半放置。ニュートラルな大樽にて熟成。添加物なし、SO2なし。1200 本のみ醸造。ラベルはワインを飲みながらの印象をラベルに(名前は人生の川)。
プローダー・ローゼンベルグ(Ploder-Rosenberg)|オーストリア・シュタイヤーマルク州 サンクト・ペーター・アム・オッタースバッハ
風光明媚な南東シュタイヤーマルクに位置するプローダー・ローゼンベルグは、オーストリアにおけるオレンジワインのパイオニア的存在として知られるワイナリーです。
2006年から9.5ヘクタールの畑をビオディナミ農法へと全面的に転換し、自然と調和したブドウ栽培を実践してきました。
オーナーのアルフレッド・プローダー氏は、畑での作業や人の思考がワインの味わいに大きく影響すると考え、畑での丁寧な手作業と、自ら生み出した独自の醸造方法を重視。生命力に満ちた、土地の個性を映し出すワインを造り続けています。
特に白ブドウを果皮とともに醸すスキンコンタクト(オレンジワイン)に早くから取り組み、「Archaic」シリーズなどではアンフォラを用いた長期醸しや自然酵母による発酵を実践。オーストリアのナチュラルワインシーンを牽引する存在です。
畑は火山性土壌が広がるシュタイヤーマルク州の中心部にあり、砂を含むローム層、砂利混じりの風化岩が堆積し、区画ごとに異なる火山の影響を受けています。地中海性気候とパノニア気候が交差するこの肥沃な土地は、スロベニア、クロアチア、ハンガリーと隣接し、多文化が共生する豊かな風土を背景に、唯一無二の風味を育んでいます。