Austria / Steiermark
Ruga 2018
Ploder Rosenberg
CS Alc.12.5%
(テイスティングコメント)
濃い赤紫色。
香りは時間を置いて、徐々に華やかさを感じます。
妖艶なベリーの中に、黒胡椒やハーブを感じる香り。
濃縮した黒すぐりのような果実味にカカオを感じるミネラリーな苦味、心地よい軽やかな酸。
緻密な味わいの、まろやかで飲み心地の良い赤ワインです。
ハーブを効かせたエスニック系料理とも相性が良さそうです。
輸入元資料より
プローダー ローゼンベルクはオーストリア、ヴルカンラント・シュタイヤーマルクに12ヘクタールの葡萄畑を所有し、「DEMETERデメター」の基準に従い葡萄栽培とワイン醸造を行っています。
畑は、シュタイヤーマルク州の火山地帯の中央に位置し、砂を含むローム土壌、底土には幾分砂利まじりの風化した岩石が堆積し、場所により異なった火山の影響を受けているのが特徴です。
南の地中海性気候と大陸のパノニア気候がこの肥沃な一帯を形成する一因でもあります。
また、スロベニア、クロアチア、ハンガリーがすぐ隣に位置していることから、多文化が共生し、風景、人、文化、食の個性を育んでいます。
オーナーのアルフレッドは畑での作業や人の考え方がワインの味わいを左右すると考え、畑での入念な手作業と、自らが生み出した独自の醸造方法で、生命力にあふれたワインを生みだします。
葡萄は丁寧に選別。皮とともに粘土のアンフォラで90日間スキンコンタクト発酵、その後、粘土のアンフォラオーク樽で熟成、ノンフィルター、瓶詰時に20mg/lのSO2添加。