Austria/Kamptal
Gruner Veltliner per se2022
Arndorfer
Alc.12.3%
Grüner Veltliner
白(オレンジ)ワイン
(テイスティングコメント20vt)
ほんのり濁った山吹色。
杏や和梨、白胡椒などの香りにスモーキーさを感じる香り。
トロリとしていて、やさしい飲み口の落ち着いた味わいが心地よく染み渡ります。
酸を柔らかく包み込むミネラリーな旨味、余韻に微かな苦味と酸が味わいを締める、重層的で厚みのある味わいの白ワインです。
(商品について)
品種はグリューナー・フェルトリーナー 100%。
シュトラッサーにある東向きのハーゼル畑、1978年に植樹。
レス土壌、標高285m。丁寧に手摘みにて収穫。28日間皮つきのまま発酵。
澱とともに16か月古いフレンチオークで熟成。
瓶詰め時SO2、8mg/l添加。無濾過、無清澄、重力のみで移動。
マーティン&アンナ・アンドルファー(Martin & Anna Arndorfer)|オーストリア・ニーダーエステライヒ州 カンプタール地方 シュトラス
造り手のマーティン・アンドルファーは、オーストリア最古のワイン教育機関クロスターノイブルク醸造学校を卒業後、ヴァッハウの名門「エメルヒ・クノール」でインターンを経験しました。
その後、イタリア・フリウリの「ロンリコ・デル・ニェミツ」では、フルボディの白ワインを小樽で熟成させる技術を学び、ブドウの品質と樽使いの感覚的なバランスの重要性に気づきます。
さらにオーストラリアのアデレイドヒルズなどでも研鑽を積み、さまざまなワインスタイルと考え方に触れてきました。
帰国後、マーティンは両親の畑を引き継ぎ、妻であるワイングート・シュタイニンガーの次女アンナとともに「マーティン&アンナ・アンドルファー」を設立。
自然との調和を重視する彼らは、畑では土壌の生命とバランスを大切にし、セラーではワインが自然に成長できる環境を整えることを心がけています。
畑と醸造の両面で、最小限の介入と観察を基盤にしたアプローチを実践し、カンプタールのテロワールを素直に映し出すワインを目指しています。
彼らのワインは、伝統的なグリューナー・フェルトリーナーやリースリングに、現代的で自由な表現を取り入れた新たな魅力を引き出しています。