Austria
Hareter
Blaufränkisch Alc. 12 %
(テイスティングコメント)
淡い桃色。
穏やかめにアセロラやハーブなどの香り。
心地よい泡とともにほのかな甘味と、軽やかな酸が広がります。微かな柑橘の皮の苦味と複雑な旨味を感じる後味すっきりロゼぺティアン。
キノコソテーなどと◎
歴史
ハレタの家族はオーストリア ブルゲンランド、ノイジードラーゼ、湖の美しい街、ヴァイデン・アム・ゼーに1725年より農家として居を構えていました。
世代が受け継がれて行く中で徐々に有機栽培を行い、現在のトーマスとクラウディアの手により有機ブドウの栽培に移行しました。
トーマスは1996年にクレムスの栽培学校を卒業後、両親とともに時間をかけブドウ栽培へとシフトし、彼に受け継がれ、2006年にオーガニック農業に切り替え、2009年より認証を取得しています。
醸造
28年前より所有するローゼンベルグにある不毛な砂利土壌の畑より丁寧に手摘みにてブラウフレンキッシュを収穫。全房でプレス。プレスした果汁(マスト)の中にも一部ぶどうを加えます。ステンレスタンクで、イーストなしで、前発酵が始まり、その後、本発酵を経て、無濾過、亜硫酸無添加のワインはスパークリング用ボトルに移し替え、王冠で栓をします。
無添加での瓶内最終発酵ののち、冬にデゴルジュマンを行い、再び王冠で打栓。
ワイン
ピュアでリフレッシュできるペティアン。軽くてカジュアルな果実感とフローラルなニュアンスにハーブ感が魅力的。素晴らしく軽やかで爽快感があります。グラスに鼻を入れるとポップのフレッシュな香り、アップルサイダー、ワイルドベリー、ローズヒップなどの複雑なアロマ。レモンの皮の程よい苦味、白い花と葉のニュアンスの味わい。トニックウォーターのような爽快感。