Spain/Ribera del Duero
Joven de Viñas Viejas 2019
Goyo Garcia Viadero
Alc.14%
赤
(テイスティングコメント)
スグリなどの黒い果実やまろやかな酸のある香り。
バランスの良い締まった果実味と酸味。
シルキーなタンニンの伸びやかな余韻。
滑らかな飲み心地ながら、しっかりとボディを感じる味わい。
(輸入元資料より)
Tinta del País (ティンタ・デル・パイス)= テンプラニーリョ 100%
標高880m、樹齢40年、赤砂に小石が混じる土壌
醗酵2週間、マセラシオン 3ヶ月
深いサクランボ色、森林での一呼吸、クロスグリ、ユーカリ、ミント、クミンを想わせるさわやかなアロマと味わい、締まった果実味と酸味のバランス、ピュアでフレッシュ、果実と土、伸びやかな余韻と味わいの広がり、滑らかな飲み心地の良さ、若い魅力にあふれている!
《エレガンス&風格あふれるスペシャルワイン!!》
スペイン中北部、リベラ・デル・ドゥエロ。
標高800ー900mの地で理想のワイン造りに邁進しているゴヨ・ガルシア。家族のワイナリーを14歳から手伝い、祖父のワインを真似て21歳のときには自身の手で二酸化硫黄添加のワインを瓶詰め。
同時期に二酸化硫黄の使用を避けるようになったピエール・オヴェルノワとは後に親交を深めることになる。
独立前は、スペイン中部ラ・マンチャで1000hの農場を運営し、2003年に地元に戻り畑(エル・ペルーコ、ヴァルデオルモス、アルスィーリャ)を取得。
伝統に従い、低密度(2000-3000本/ha)、低収量(25-30hl/ha)、そして高い標高の特別な区画を大事にしてワイン造りを続けてきた。(標高の低い肥沃な畑は穀物と相性が良いそう。)
現在では40haの土地を運営し、約10haでワイン造りをしている。化学薬品を使わず、畑は定期的に耕し、健全な状態を保つように運営している。
収穫は例年10月の初め。糖度よりも酸のレベルを大事にして決定する。収穫後、除梗し、区画ごとの醸造を行う。(黒葡萄 ティンタ・デル・パイス=テンプラニーリョと白葡萄 アルビーリョが混植されている畑では、2品種を混醸する伝統的スタイル。)その後、ワインはワイン文化遺産とも言える深く素晴らしいセラーでじっくりと熟成の時を経る。
仕上がったワインは、果実の凝縮感に酸味とミネラル感が渾然一体となった特別な1本に!
アルコール度数13〜14%だが、特別区画の味わいを余さず表現したエレガントなワインに昇華されている。
こんな世界を見せてくれる人は世界広しと言えど、稀有。
同時代に生き、彼のワインを味わえる幸運に感謝したい。