Italy/Campagna
Bianco Crestan 2022
Fabio de Beaumont
Fiano
Alc.10.8%
白微発泡
(テイスティングコメント.)
(商品について)
元々、ファビオの祖母が日常的に飲んでいたフィアーノで造る微発泡ワイン。
当時は、醗酵が完全に終わっていないワインの一部を濾過することなくボトリングし(大半の澱は除去し、瓶内が澱だらけになるのを避けるため)瓶内2次醗酵を促す、いわゆるメトド アンセストラルで造っていた。
現在ファビオは、完全発酵し、澱がしっかりと沈んだワインに冷凍保存しておいた同年のフィアーノのモストを加えてボトリングをし、2次醗酵させている。
(造り手について)
デ・ボーモン家は貴族の出身で、アヴェッリーノ県にある小さな町カステルヴェテレの領主でした。
2014年、ローマで法律を学んでいたファビオは、デ・ボーモン家の全員が都市部に移り住み、
彼らのルーツともいえるカステルヴェテレの屋敷や土地がないがしろになっている現状を認識。
それらに再び命を吹き込み、土地や伝統に再び光を当てるべく、ワインとデ・ボーモン家に代々伝わってきたレシピによるリキュール造りを再開することに。
一家が守ってきた高樹齢の区画と、ファビオが新たに植えた区画を合わせて現在は4haのブドウ畑から、7種類のワインと2種類のリキュールを生産。
土地・テロワールと伝統が投影されたものを理想としているため、
畑、セラーのどちらにおいても最小限の人為的干渉に留めるよう心掛けています。
ラベルのデザインは全て、屋敷に使われている1600年代のタイル模様からとったもの。