Italy/Campagna
Euforia2024
Fabio de Beaumont
Aglianico
Alc.13%
ロゼ微発泡
(テイスティングコメント.)2023vt
クリーム感のある香りに、細やかな泡立ち。
煮たいちごの果肉の味わい。
赤い果実のキュッとしっかりめな酸とコクを感じる旨味、ドライでエレガント。
タイやマチなどの白身のお刺身にも寄り添います。
(商品について)
ラ バロネッサと同様にデ ボーモン家で伝統的に飲まれてきた、ダイレクトプレスしたアリアーニコで造るロゼの微発泡。
完全発酵し、澱がしっかりと沈んだワインに冷凍保存しておいたアリアーニコのモストを加えてボトリングし、瓶内二次醗酵をさせている。
(造り手について)
Fabio de Beaumont / ファビオ・デ・ボーモン
デ・ボーモン家は、17世紀に王からこの地を拝領し、丘の上に屋敷を構えた貴族の家系。
やがてその屋敷を中心に家々が集まり、町が生まれたといわれています。
1980年代には祖母アレッサンドラ夫人がごく少量を友人や近隣のレストランへ販売していましたが、
長くワイン造りは自家消費のために続けられてきました。
ローマで法律を学んでいたファビオは、
家族が都市へ移り住むなかで忘れられかけた屋敷と畑に再び光を当てるべく、
2014年に故郷カステルヴェテレへと戻ります。
祖母と父の協力のもと、ワインと家伝のリキュール造りを再開。
野生の桜の葉を浸して風味付けする伝統的なリキュール「Don Fa’」や「Fra’ Amedeo」もこの年に復活しました。
標高500〜700m、石灰質粘土の土壌に広がる4ヘクタールの畑では、
150年を超える古木を含む樹々から7種類のワインと2種類のリキュールを生産。
畑でもセラーでも人為的介入を最小限にとどめ、
土地と伝統の個性をそのままボトルに映し出しています。
ラベルには、17世紀の屋敷に残るタイル模様をモチーフにした意匠が施され、
デ・ボーモン家の誇りと美意識が静かに息づいています。





