Ezio Cerruti/Fol Zero2022

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Category:

Italy/Piemonte

Fol Zero2022

Ezio Cerruti

Moscato

Alc.13.5%

白ワイン

(テイスティングコメント)

華やかな香りながら、シャープな酸とミネラリーでキリッとドライな白ワイン!

トロピカルなフルーツや柑橘、バラの華やかな香り。

力強いアタックの飲み口に、厚みのある果実の味わい。

シャープな酸と野菜の様なほろ苦味、さっぱりとした味わい。

(商品について)

「Fol」は、ピエモンテの言葉で変人奇人を意味し、モスカートダスティ用のモスカートの一大産地で辛口のワインを造ってしまった自分自身を揶揄した名前。

このワインを造る以前は、パッシートのSol(ソル)に使うブドウ以外はすべて共同組合に売ってしまっていたが、友人の造り手や自分自身の欲求もあり辛口のワインも造り始めることになった。

最初は実験的に様々な仕込みを試し、2013年からまとまった量をリリース。

その出来に確信が持てたいまは、スティルにとどまらずフリッザンテや長期の醸しを施したワインも造るようになった。

ノーマルの「Fol」は年によってSO2添加Ver.(無印)と無添加Ver.(Fol Zero)の二種類を仕込んでいる。

収穫後ダイレクトプレスしたモストをステンレスタンクで醗酵、熟成。

収穫からボトリングまで全工程で二酸化硫黄を一切使用しない無添加Ver.(Fol Zero)には、SO2に頼ることなく自らをプロテクトできるよう、無印Ver.よりも糖度の上がった区画のブドウを使用。

エチケットの上部の丸部分には"Zero"を表す「Z」が記されています。

(Ezio Cerruti)

伝統的に高品質のモスカートを産する土地として有名だった、カスティリオーネ ティネッラにあるエツィオ チェッルーティの始めたワイナリー。

2001年からワイン生産を開始。それまでは町にある協同組合ワイナリーで働く一方で、生産したブドウもそのワイナリーに売っていた。6ヘクタールの畑を1人で耕作し、モスカートのみを栽培しています。

彼の住むカスティリオーネ・ティネッラは、モスカート・ダスティ、アスティ・スプマンテ用のモスカートを生産する地域で、これらのワイン自体、イタリアワイン全体の中でも最も工業的に生産されているワインと言え、それに使われるブドウも多かろう良かろうという考えのもとで生産されています。

より多くの収量を得るために大量の化学肥料が投入され、除草の手間を省くための除草剤、雨がちの年でも見た目的に完璧なブドウを作るために防カビ剤が使用されています。

伝統的にはこの町の辺りでは良質なモスカートが生産されていたそうですが、今となっては見る影もありません。

インポータ曰く、畑の状態は一目瞭然で彼の畑は青々と真緑に見える畑、他の畑は雑草の色が赤茶色(除草剤をかけられた雑草って赤に近い茶色をしていて、自然に枯れた時の色とは全く異なります)だったそうです。