Italy/Emilia Romagna
San Bartolomeo2015
CROCI
Alc.14%
Barbera,Bonarda
赤
濃いルビー色。
バニラやカシスなどの濃密な香り。
シルキーで収斂性のあるタンニン。
凝縮された果実味と樽のニュアンス。
スパイシーさとほんのりとした甘味が複雑に溶け込み、伸びやかで長い余韻を感じます。
(商品について)
バルベーラ60% ボナルダ40% 樹齢75年
マセ25~30日 古オーク小樽にて36ヶ月熟成 SO2瓶詰前極少量添加、ノンフィルター
コメント;ヴァニラのニュアンス、甘草、アニス、カカオ、クラシックな造りで、ベリーのシフォンケーキの様な甘やかな余韻が長く続きます。
インポータ資料より
生産者について:
クローチは1935年からこの地で農業を営んでおり、当初は酪農等、兼業農家として生計を立てていました。
80年代よりワイナリーとしての活動を本格的にはじめ、少量ずつ自社でボトル詰めし、販売してきました。
当初より有機農法での栽培を行っていたので、当たり前の様に自然な飲み心地のワインを醸しリリースしています。
クローチのメインとなるワインはフリッツァンテ(微発泡ワイン)です。
彼らの土地は土の養分(窒素分)が不足していて、酵母の発酵スピードがとても緩やかな為、アルコール発酵の途中で冬が訪れ、カンティーナの温度が下がると共に、タンクの温度も下がりやがて発酵は停止してしまいます。
そうして冬を越し、春になりボトル詰めを行います。
次第に暖かくなり、ワインの温度も上昇すると停止していた酵母が再び動き出し、瓶の中で二酸化炭素が発生し、フリッザンテとなります。
この土地でこのワインを造る事が運命だったかのような、この土地でしか出来ない製法を守り続けています。
醸造はセメントタンクにて白も赤も皮付ごと自然酵母のみで醗酵。