Italy/Emilia Romagna
Galvano
CROCHI
Alc.%
赤微発泡
インポータ資料より
バルベーラ60% ボナルダ(クロアティーナ)40%
マセ15~20日 セメント槽発酵 メトードアンセルトラーレ SO2極少量添加、ノンフィルター
まだ少し還元ぎみなインキーで赤黒い果実の皮のニュアンス。ドライで微発泡がさわやかさを加えています。
サラミや生ハムなどにピッタリな味わいです。
現行2020年ですが、もう少し寝かせてもいいかと思います。
*22年に関して:::::
暑く乾燥した2022年。エミリア・ロマーニャでも例外ではなく、暑すぎるゆえに厳しい年となりました。
しかしクローチ家では長年の誠実な栽培の成果か、例年並みの品質の果実が収穫できました。
微発泡のカンペデッロ、ルビーゴ、ガルヴァーノは現在開けたての果実味は穏やかですが、抜栓数日後、例年並みの果実感が出てきますので、少し寝かせて飲んで頂ければと思います。例年並みのガス圧です。
生産者について:
クローチは1935年からこの地で農業を営んでおり、当初は酪農等、兼業農家として生計を立てていました。
80年代よりワイナリーとしての活動を本格的にはじめ、少量ずつ自社でボトル詰めし、販売してきました。
当初より有機農法での栽培を行っていたので、当たり前の様に自然な飲み心地のワインを醸しリリースしています。
クローチのメインとなるワインはフリッツァンテ(微発泡ワイン)です。
彼らの土地は土の養分(窒素分)が不足していて、酵母の発酵スピードがとても緩やかな為、アルコール発酵の途中で冬が訪れ、カンティーナの温度が下がると共に、タンクの温度も下がりやがて発酵は停止してしまいます。
そうして冬を越し、春になりボトル詰めを行います。
次第に暖かくなり、ワインの温度も上昇すると停止していた酵母が再び動き出し、瓶の中で二酸化炭素が発生し、フリッザンテとなります。
この土地でこのワインを造る事が運命だったかのような、この土地でしか出来ない製法を守り続けています。
醸造はセメントタンクにて白も赤も皮付ごと自然酵母のみで醗酵。
2018vt
バルベーラ60% ボナルダ40%(クロアティーナ)再入荷ヴィンテージ
マセ15~20日 セメント槽発酵 メトードアンセルトラーレ SO2極少量添加、ノンフィルター
赤黒い果実の皮のニュアンス、細かな泡とベリーやチェリー、カシスなどの果実味。ドライで塩味があり、食事に寄り添ってくれる軽やかな微発泡赤ワインです。
現行は2018年、フレッシュな果実味はまだしっかり残っていて、今が飲み頃です。