Italy/Abruzzo
Rosato La Lena2021
Colle Florido
Alc.13.5%
Montepulciano
(テイスティングコメント)
チェリーやイチゴミルクのようなかわいらしい香り。
微かなガス感のある飲み口。
ミネラル感のあるコクや繊細な赤い果実の味わいが溶け込んだ重層的なエキスのロゼワイン。
(商品について)
長女レーナの名を冠した樹齢25年のモンテプルチャーノで造るロゼワイン
(DOC申請をしていないので、チェラズオーロとは呼べない)。
早摘みするのではなく、きっちり完熟させて収穫したブドウをプレスし、モストだけの状態にして一部ステンレスタンクで醗酵&熟成させ、残りを木樽で醗酵&熟成させる。
(コッレ フローリド)
アブルッツォ州で最も人口が多い街ペスカーラ(人口約12万人)から西に15km、ピアネッラという人口8600人ほどの村で、海抜約250メートルの丘のにあるアンドレアとダニエラ夫婦の2人で営まれるコッレ フローリド。
アンドレアは元ソムリエで、大好きなアウトドアスポーツに時間を割くために、キャリアの後半はハイシーズンの高級レストランを渡り歩く“流しのソムリエ”をしていました。
常に引く手あまただったアンドレアが、お店から働いてもらえないかという依頼を受けた際に彼が提示した条件は、ナチュラルワインをオンリストすることでした。
ラ ビアンカーラのアンジョリーノ、パーチナのステーファノ&ジョヴァンナ夫妻を筆頭に、多くの造り手たちから「イタリアで、もっともナチュラルワインへの造詣が深いソムリエ」と認識されていました。
アブルッツォに移り住む前は、モンタルチーノに拠を置き、主にサンタ マリーアの手伝いをしながら、時々ソルデーラの手伝いもしていました。そんな時、パリに出稼ぎに行った際にパリの建築事務所で働くアブルッツォ出身のダニエラと知り合い、恋に落ち、子供を授かります。
パリでの生活に疲れていたダニエラと、農業という自然との関わりの深い仕事に就き、自身のワインを造りたいと考えていたアンドレアの思惑が一致し、アブルッツォに住むことを決め、2016年から醸造を始めました。
畑は、彼らは3ヘクタールのブドウ樹を栽培しており、1.2ヘクタールを所有、残りの1.8ヘクタールを借りています。モンテプルチャーノの樹齢は25年、トレッビアーノは40年ほどとなります。