Italy / Emilia-Romagna
Rosso della Bandita 2020
微発泡赤ワイン
Alc.12.5%
(商品について)
“Rosso della Bandita”=追放されたものたち。
バルベーラやランブルスコを主体に、 複数のブドウをあえて分けず、一緒に仕込んだ赤ワインです。
通常は品種ごとに仕込まれるブドウを、このワインでは同時に収穫し、そのまま一緒に発酵。
熟度の異なるブドウが混ざることで、共通する骨格と、その年ごとの違いが同時に現れます。
「Rosso della Bandita」は、かつてこの地域で行われていたブドウをすべて混ぜて仕込む造り方を再現したキュヴェです。
Camillo Donati
エミリア=ロマーニャ州、パルマの南。
なだらかな丘の中に、小さな畑があります。
この畑のはじまりは1930年。
カミッロ・ドナーティの祖父オルランドが、
「グロッポーネ(背中)」と呼ばれる急斜面の土地を手に入れたことから始まりました。
あまりにも急で、まるで人の背中のように見えるその畑。
決して恵まれた条件とは言えない場所で、
ドナーティ家のブドウづくりは続いてきました。
祖父の死後、畑を引き継いだ父アントニオは、
銀行で働きながら一人で畑を守り続けます。
そして、その傍らにはもう一人、重要な人物がいました。
オヴィーディオという名の農夫です。
彼は家族ではありません。 けれど、カミッロにとっては「師」であり、「友人」でした。
忙しい父に代わり、畑仕事やワイン造りを教え、そばで見守り続けた存在。
カミッロが今も持つ、無理をせず、誠実に向き合う姿勢は、
このオヴィーディオから受け継がれたものです。
やがてカミッロの代になり、ドナーティ家は自家元詰めを始めます。
1992年、初めて自分たちの名前でワインをリリース。
現在も家族全員で畑に立ち、誰か一人ではなく、 “動ける人はみんなで働く”という形でワインを造り続けています。



