Camillo Donati Campai 23

¥3,300

在庫切れ

Italy/Emilia Romagna

Campai

Camillo Donati  

Alc.12.5%

Trebbiano Toscano,Malvasia Toscana,Malvasia di Candia

(テイスティングコメント)

熟したトロピカルフルーツの香り。

トロピカルな果実味のボリューミーな酸、しっかりと感じるタンニン。

白胡椒などのスパイシーさ、青マンゴー的なミネラル感。

オイリーで複雑味のある味わいはドレッシングのように合わせても◎

(インポータ資料より)

トレッビアーノ トスカーノとマルヴァジーア トスカーナを合わせて95%(カミッロ曰く、半々くらいでは?との事)と、マルヴァジーア ディ カンディア(カミッロ曰く、“ノン アロマーティカ(アロマティックでない)”とのこと)5%で造るスティルの白ワイン。

2006年以降15年ぶりに造られた白のスティルワイン。

以前スプマンテ(=よりガス圧の高いスパークリングワイン)を造ろうと考えていた時に付けようと思っていた名前をそのまま受け継ぎカンパイという名前でリリースされた。

(Camillo Donati カミッロ・ドナーティ)

現当主カミッロの祖父であるオルランドが1930年に自家消費用としてアローラの小さな畑に植樹したのが始まりです。この土地は急な斜面地であることを意味する「グロッポーネ」と呼ばれていました。祖父オルランドは、彼の義父オレステ カヴァッリから様々な種類のブドウを接ぎ木します。それが、バルベーラ、ボナルダ、サンジョヴェーゼ、ランブルスコ マエストリ、ランブルスコ グラスパロッサ、マルヴァジア アロマティカ ディ カンディア、ソーヴィニョン、モスカート ジャッロでした。オルランドはこれらのブドウを黒ブドウと白ブドウに分けるだけで、それぞれは全て混醸してワインにし、家族で消費していました。

カミッロの父アントニオは銀行に勤めていましたが、常にオルランドと一緒に畑仕事を続け、彼が1964年に亡くなるとオルランドの仕事を引き継ぎました。カミッロは、父からブドウとブドウ畑に向き合う姿勢を学び、一方、父の友人のオヴィディオ氏から、醸造の心得を学びました。

カミッロ ドナーティの畑はパルマの南約20kmの標高約250mの東向き斜面に広がる場所にあります。その10haの畑に1haあたり約3500本のブドウ樹を植えています。オルランドが植樹したブドウ樹が中心ですが、トレッビアーノとマルヴァジローザも植樹しています。それぞれの品種は基本的には単一品種で醸造し、ワインにしています。すべて有機農法で、機械的なものは一切用いず、すべて手作業です。醸造においても伝統的な手法にこだわり、全てのブドウに対してマセレーションを行い、一切の温度管理を行わず、フィルタリングも木綿の袋を使い重力以外の圧力をかけずに行います。ランブルスコを始めとする微発泡ワインは、かつてこの地方で行われていた、ワイン内のわずかな残糖分とブドウに付いていた野生酵母を利用して瓶内2次醗酵を行わせることで造っています。