Italy/Lombardia
Blanc de Noirs Dosaggio Zero
Alessandra Divella
Pino Nero
(テイスティングコメント)
アップルパイやカルヴァドスのような香り。
ピュアな果実の甘みと酸味、干しブドウのような熟した奥行のある味わい。
バランスが良く心地よい余韻。
(商品について)
ピノ ネーロ100%、樹齢30年。収穫後、除梗せず自重で出るモストフィオーレ(フリーランジュース)のみ、古バリックにて醗酵。そのまま約9か月の熟成。微量の糖分、酵母を加えて瓶内2次醗酵。そのまま42か月、オリと共に熟成。ドサージュ(糖分、リキュール添加)を行わずSO2も添加しないスプマンテ。 ドサージュを必要としない十分な酒質、幅の広い複雑な香りと、今まで以上に美しい酸と奥行き、もう言葉が要らない美しさ、、。もはやフランチャコルタとは全く違う、素晴らしさ、美しさをもったスプマンテ。徹底的にこだわり抜いたピノ ネーロより造られるディヴェッラのミレジムキュヴェ。
彼女が徹底的にこだわり抜いた、ピノ ノワールだけで造り上げるブランドノワール2019。
アレッサンドラが、最もポテンシャルを感じているブドウという事もあり、納得したブドウのみで醸造するというこだわり。
2019年は天候に恵まれ、果実と酸のバランスが良いヴィンテージ。
10%のリザーヴワインを加えたブランドブランとは対照的に、「骨格のあるピノ ノワールには加えずとも十分な複雑さと表現力がある」、そう話していた彼女。
基本的にはこれまでと変わらず、2019年の原酒のみでティラージュ。
40か月以上オリとともに熟成を行いました。 日照に恵まれたものの、バランスの良いヴィンテージだった2019。
果実自体の味わいも強く、これまでのブランドノワールの中では一番リッチな味わいだと感じます。
しっかりと肉付きがありつつも、酸の太さ、香りの複雑さ、そして余韻の長さはいつもと変わらず素晴らしい。
ドサージュをせず原酒だけで、これほどの味わいと複雑さを表現するアレッサンドラ。
間違いなくフランチャコルタの中では表現できない、唯一のクオリティだと思います!
造り手について
イタリアが誇る瓶内2次醗酵、シャンパーニュ方式で造られるスプマンテを生む「フランチャコルタ」の土地。
敢えてその名を名乗らず、さらには地元の慣習や醸造学的見解さえも全く無視し、独学をベースに自身の感性と感覚を信じ、驚異的な品質のスプマンテを造る女性アレッサンドラ ディヴェッラ。
「ブドウの質、原酒の力」のみを信じる彼女、自身で磨き心の強さをもった、魅力あふれるアレッサンドラ。