秋田県 稲とアガベ / Akita Prefecture Ine to Agave Brewery
清酒 Alc. 14 %
稲とホップ 生酒/ Ine to Hop
原料米:秋田県産米、ホップ
(テイスティングコメント)
とろりとしたテクスチャー。
ライチ果汁を口にしたような優しい果実の味わいと飲み心地の良さ。
米と水でできたお酒であることを忘れてしまいます!
ビール造りに使用されるホップを副原料にしたクラフトサケです。
ホップは、マスカットやライチ様のネルソンソーヴィンを中心に、柑橘系のシトラを補助的に使用しております。ホップの選定は蔵元が尊敬するビールクラフトマン森振水氏が担当。
今回は生酒での提供となります。
生酒にした理由は火入前のフレッシュなホップの風味を楽しめ、これまでの火入のものとはまた異なった味わいになるからです。
おりがらみの生酒なので未開栓のまま育てるとスパークリングにも変化します。
(室温だと目安で10日とかかなと思います)
そちらも併せてお楽しみいただけると幸いです。
「稲とアガベ」は秋田県男鹿市で2021年の秋に創業したクラフトサケ醸造所です。
現在の日本では、日本酒を造るための免許の新規発行が原則認められていません。
その為、この醸造所は免許「その他の醸造酒」というのを活用し、モロミを搾らない「どぶろく」もしくは、搾る場合は何か副原料を加える必要があり、ごく少量の副原料を加えて製造します。
また原料米は、すべて自然栽培米で自社栽培と契約農家である秋田県大潟村の石山農産のササニシキを使用しています。石山農産のオーナー石山範夫さんは日本で最初に有機JAS認証を受けた自然栽培の第一人者で、託された米の魅力を最大限に活かし、過剰な精米による食品ロスを抑えるべく精米歩合は、食用米と同じ90%で米を最大限に活かし、持続可能なお酒造りに取り組んでいます。