鹿児島県 白石酒造
芋焼酎
天狗櫻 新焼酎 島内地区 2023年製
Alc.25 %
蔵元より
本年は、畑のさつま芋のデンプン量が充実するのを待ち極力旬の状態で収穫したかったため、10月12日より仕込みを始めました。今年は発酵中のもろみのポンプ搬送も止めました。酵母無添加で低温での長期発酵を実現したかった為に、より安定した環境でもろみを発酵させたかったからです。柔らかい醸造酒のような酒質を目指しました。原料には、砂地ですがやや保水性もありバランス良い芋ができる島内地区で育てたコガネセンガンを使用しました。
原料芋・・・・・・コガネセンガン(島内地区・無肥料・密植栽培)
原料処理・・・・・収穫した芋は、収穫後30日熟成させ脱水させてから仕込んであります。
島内地区・・・・市来のミカン栽培発祥の地で高台にある砂地の畑ですが、適度に保水性がある土壌です。
米麹・・・・・・・・2022年産 鹿児島県産米
(地元の契約農家の米の品種が変わったため、収穫時期が間に合わず、業者さんのお米になります。)
芋:麹の比率・・・・・ 6:1 醪日数30日
アルコール度数・・25度
風味の特徴・・・・新酒ならではの香ばしさ、出来立ての芋の風味をお楽しみいただけます。
白石酒造について
鹿児島県の東シナ海に面した市来(イチキ)という地で明治27年の創業より代々少量ながらも手造り、甕貯蔵仕込みの芋焼酎「天狗櫻」を製造している蔵です。
地元の風土を大切にし、景観を切り取るような、独自の味わいを感じられる芋焼酎の味わいを追求し、さらには原料であるさつま芋の魅力を掘り下げるべく意欲的な焼酎にも挑戦し続けています。