Spain/Andalucia
Barranco Oscuro
La Traviesa Tinto 2021
Tempranillo
Alc.14%
赤
(テイスティングコメント)
香り穏やかめに、スパイスの香り。
軽やかなベリーエキス、しっかりと感じるタンニン。
微かなガス感、ほんのり甘やかで長めの余韻。
(インポーターコメント)
赤い紫色にピンクの外観。全体的に澄んでいます。
抜栓直後、やや還元的なニュアンスがあり、果実感控えめ、森やスパイス的な芳香でした。
2日目、還元が消えて、より赤い果実感を彷彿させる感じ。
梅っぽさとスパイシーさが同居した初日、2日目より赤い小梅など果実感がくっきりしてきて好印象になりました。
初日は、 還元や残留しているガスをを消すためにデカンタや瓶を移して空気に触れさせるなどした方が良いかもしれないです。
造り手について
バランコ オスクーロは、スペイン南部アンダルシア州のアルプハラ地方の町、カディアールにあるワイナリー。
ブドウ畑は、標高1000m以上に位置し、最も高い畑は1368m、自然に 栽培さているブドウ畑としてはヨーロッパでもっとも高い位置にあるとのことです。
ワイナリーは、標高1280mに位置しています。
12ヘクタールのブドウ畑を所有しています。
粘板岩質のとても痩せた土壌。
雨量は少ないですが、地中海から の風と雪解け水により、必要なだけの水分が供給されています。
結果として、収量は少ない一方で凝縮したブドウが収穫できるそうです。
ブドウの生育期間中に雨が降らないので、農薬散布も基本的には行いません。
栽培する品種は、スペインのさまざまな土着品種にとどまらず、フランス系の品種など数多くの品種を栽培しています。
栽培は化学肥料や殺虫剤を使用しないビオロジック農法、醸造は基本単一品種醸造、自然酵母発酵、酸化防止剤は使用していません。白のスティルワインに関しては、全て醸し醗酵。濾過、清澄も必要な時のみ。