Italia / Emilia Romagna
Vittorio Graziano
Trebbiano Modenese
Alc.13%
orange
開栓してすぐは発酵感のある香り、1日明けて洋ナシパイ。
口に含むとジュワッと広がる旨味と心地よい酸を感じ、後味もやわらかで長い余韻があります。
開いてくると酸と優しい甘味が混然一体となり、微かな渋みは上品でジューシーな味わいです。
白身魚のバターソテーやブルーチーズのポテトグランタンなどと！
(輸入元資料より）
非常に熟度の高いブドウだけを選別し収穫。
除梗し木樽にて、果皮と一緒に醗酵が始まるのを待つ。
醗酵中、果皮が浮き上がったまま、櫂入れを一切行わず、果帽によりモストが密閉された状態を保ち 2 カ月間、醗酵が終わるのを待つ。
圧搾後、木樽にて 12 か月の熟成。雨が多く冷涼な 2019、糖度の低さがかえってスムーズで安全な醗酵につながり、今までにないエレガントさと繊細さを感じるヴィンテージ。
モデナで行われていた祝祭用のワイン造りをモチーフにしたタルビアナーツ。
トレッビアーノ・モンタナーロ（モデネーセ）は色も濃く非常に果皮の厚いブドウ。より樹齢が古い区画を中心に完熟した素晴らしい状態のブドウのみを選別。果皮と共に醗酵を行い、浮き上がった果帽を崩さずそのままの状態で限界までマセレーション(果皮浸漬)の状態をゆるやかに維持し醗酵。圧搾するのは早くても11月末、クリスマスに圧搾することも多いと笑うヴィットーリオ。2～3か月という長い期間続くマセレーションとアルコール醗酵は、常識でいえば間違いなく醗酵不良でちゃんとしたワインができるはずがない、と言われる奇抜過ぎる醸造方法ですが、その過酷な醗酵環境に耐えられるだけのバランス感を持ったブドウが収穫出来た年にのみ作られる特別なワイン。「醗酵期間の長さこそ、ワインの複雑さ、奥行きにつながる、モンタナーロというブドウの力を知ってほしい」、ヴィットーリオの個性が爆発した驚きのワインです。
