TAMESHIOKE 稲とウメ(試し桶シリーズ) 500㎖

¥2,990

在庫切れ

秋田県 稲とアガベ / Akita Prefecture Ine to Agave Brewery

清酒

Alc. 14 %

TAMESHIOKE 稲とウメ(試し桶シリーズ)

精米歩合:90%

(テイスティングコメント)

(商品について)

日本が世界に誇るリキュール梅酒をクラフトサケのアプローチで醸造酒として再構築した実験酒。

もろみに生の梅を漬け込みつつ、ウメシロップも自家製造して、原料として米と麹と共に発酵したクラフトサケです。

製造の安全性や梅のエキスの抽出の関係でどうしても甘く仕上げないといけない梅酒に対して、醸造酒としてストレートな飲みやすいバランスを意識したお酒です。

今回は和歌山県みなべ町で120年続く梅農家「梅ボーイズ」山本将志郎氏の梅を使用しております。山本氏は北海道大学院でがん治療薬の研究をしたのち、その知識を生かし塩と紫蘇だけで漬けるシンプルな梅干しの研究に没頭。「すっぱい梅干し、梅農家を、次世代に残す!」ビジョンを掲げ、若手梅農家で「梅ボーイズ」を結成。今最も注目されている若手梅農家集団です。

今回使用した梅は、無農薬で育てた紀州南高梅を樹上で収穫し、その日のうちに発送いただいたもの。

フレッシュな梅の風味や酸味を感じられる一本です。

原料:秋田県産米(亀ノ尾)、米麹、梅

(ブルワリーについて)

「稲とアガベ」は秋田県男鹿市で2021年の秋に創業したクラフトサケ醸造所です。現在の日本では、日本酒を造るための免許の新規発行が原則認められていません。その為、この醸造所は免許「その他の醸造酒」というのを活用し、モロミを搾らない「どぶろく」もしくは、搾る場合は何か副原料を加える必要があり、ごく少量の副原料を加えて製造します。また原料米は、すべて自然栽培米で自社栽培と契約農家である秋田県大潟村の石山農産のササニシキを使用しています。石山農産のオーナー石山範夫さんは日本で最初に有機JAS認証を受けた自然栽培の第一人者で、託された米の魅力を最大限に活かし、過剰な精米による食品ロスを抑えるべく精米歩合は、食用米と同じ90%で米を最大限に活かし、持続可能なお酒造りに取り組んでいます。

Ine to Agave is a new and innovative craft saké brewery that was established in 2021 in Oga, Akita Prefecture. The brewery’s name comes from their use of agave syrup in their signature product.This is due to Japan's current license barrier surrounding sake producers, where issuance of new licenses to brew sake are not permitted.Therefore, they utilize the license of "Other Brewed Alcohol" and produce sake with a very small amount of the secondary ingredients other than rice, or "doburoku" without pressing moromi.This gives them more freedom and creativity to experiment with different recipes and techniques. All their saké is made with naturally grown rice from Ishiyama Farm, the first organic JAS-certified natural rice farm in Japan. The brewery respects the quality of the rice they receive and minimizes food waste by using a low rice milling rate of 90%. Ine to Agave is a brewery that challenges the conventions of saké making and offers a fresh and exciting experience for saké lovers.